6日の東京株式市場は堅調な展開を予想する。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行スタートだろう。続伸後、良好な地合いが続くと考える。

日経平均株価の予想レンジは、2万2400円-2万2700円を想定する。
3日のNYダウ、ナスダック総合指数がそろって史上最高値を更新。欧州株式も堅調だったこともあり、世界的な株高の動きを受け、買いが先行するとみられる。
堅調な地合いのなか、引き続き好業績銘柄への物色が続きそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比125円高の2万2605円だった。
 
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)  
22605 ( +125 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て) 
22625 ( +145 )
( )は大阪取引所終値比
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1000万株、買い1380万株で、差し引き380万株の買い越し。買い越しは4営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、食品、電機、建設、陸運、小売、精密など。買いセクターに、自動車、精密、化学、REIT、機械、陸運、鉄鋼、その他金融など。
 
【好材料銘柄】 
 
■日本コークス工業 <3315>
今期最終を95%上方修正。
 
■アイスタイル <3660>
7-9月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
 
■メディカルシステムネットワーク <4350>
上期経常を21%上方修正。
 
■北日本紡績 <3409>
今期最終を4.5倍上方修正。
 
■東海カーボン <5301>
今期経常を24%上方修正。
 
■愛眼 <9854>
上期経常を2.1倍上方修正。
 
■泉州電業 <9824>
東証が泉州電を9日付で市場1部に指定替えする。
 
■シンクレイヤ <1724>
今期経常を一転9%増益に上方修正。
 
■シダー <2435>
上期経常を82%上方修正。
 
■和井田製作所 <6158>
今期経常を41%上方修正、配当も4円増額。
 
【主な経済指標・スケジュール】
6(月)
日米首脳会談
日銀議事要旨(9/20~9/21開催分)
《決算発表》
ソフトバンクG、三菱商、SUBARU、菱地所、住友商、小野薬、いすゞ、LIXIL G、ディスコ、ドンキホーテH、ユー・エス・エス、王子HD、日産化、ベネッセHD、東建物、ケーズHD、協エクシオ
 
【海外】
第23回国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP23、ドイツ、~11/17)
《米決算発表》
プライスライン・グループ、マイクロチップ・テクノロジー、マイケル・コース・ホールディングス、スカイワークス・ソリューションズ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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