7日の東京株式市場は、やや利食い優勢の展開になりそうだ

7日の東京株式市場は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢の展開になりそうだ。その後はもみ合いとなりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万2450円-2万2700円を想定する。
NYダウ、ナスダック総合指数ともに史上最高値を更新。米国株高で上昇が期待されるものの、目先的な高値警戒感や買い疲れ感から上値が重い印象で、売り買いが交錯し株価指数が停滞する可能性もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比20円安の2万2580円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り810万株、買い700万株で、差し引き110万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、薬品、電機、非鉄、銀行、建設、小売など。買いセクターに、機械、食品、化学、サービス、REIT、陸運、その他金融、電力、ガスなど。
 
 
【好材料銘柄】 
■林兼産業 <2286>
上期経常を一転8%増益に上方修正。
 
■シュッピン <3179>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。上期経常は57%増益で着地。10月売上高は前年同月比25.0%増だった。
 
■ラサ工業 <4022>
今期経常を36%上方修正、配当も10円増額。
 
■ヤマシンフィルタ <6240>
今期経常を77%上方修正。11月30日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施。最低投資金額は現在の5分の1に低下する。今期配当を実質増額修正。
 
■近畿車輛 <7122>
上期経常は黒字浮上で上振れ着地・通期計画を超過。
 
■キング <8118>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.6%にあたる50万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。上期経常が65%増益で着地・7-9月期も35%増益。
 
■ソリトンシステムズ <3040>
東証がソリトンを13日付で市場1部に指定替えする。
 
■IJTテクノロジーホールディングス <7315> ]
今期経常を一転37%増益に上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
 
■ソマール <8152>
今期経常を一転30%増益に上方修正。
 
■アドバンスト・メディア <3773>
上期経常は黒字浮上・通期計画を超過。
 
■メドピア <6095>
今期最終は黒字浮上へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
7(火)
9月毎月勤労統計調査(9:00)
《決算発表》
トヨタ、ダイキン、クボタ、旭化成、NTTデータ、住友電、三菱自、味の素、バンナムHD、ニコン、ブラザー、島津製、ライオン、横河電、リンナイ、ミツコシイセタン、帝人
 
【海外】
米韓首脳会談
米9月消費者信用残高(11/8 5:00)
米3年国債入札
《米決算発表》
タペストリー(旧コーチ)、マリオット・インターナショナル、エマソン・エレクトリック、ノルウェー・クルーズ・ライン・ホールディングス

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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