ドルは114円台後半まで上昇したが、最後は113円台で引ける

[概況]

東京時間に3月15日以来となる高値114.750円を付けたドルは其の後利益確定の売りに値下がりし、欧州市場中盤には一時114円を割り込んだ。

其の後は揉み合いとなったが、NY株式市場が横ばいで始まり、特段の売り材料が無い中で中盤にドル売りが進んで再び114円を割り込むと、引け間際には当日安値113.685円まで下げ、最後も前週末比-39.5銭の113.730円と安値付近で引けた。

ドル安に連れてユーロも下げた(-44銭)が、ポンドを始めそれ以外の主要通貨は上昇して引けるマチマチな動きとなった。

先週に米国の大きなイベント(税制改革法案提出や雇用統計など)を無事に通過した事で、ドルは東京市場でおよそ8か月ぶりの高値を付けたが、其の後は再び113円台に落ちた。

しかし利益確定の売りという感じで、天井を付けたあとの下げという感じではないと思われる。ドルは押し目買いで良いのではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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