16日大引けの東証グロース市場は日経平均株価が後場に下げ幅を縮める中、地政学リスクの影響が比較的少ない内需関連銘柄の多い新興市場には買いが入りやすかった。日米首脳会談を19日に控え、宇宙開発関連の銘柄の一角も物色された。
売買代金上位には好決算など個別に材料が出た銘柄や、人工知能(AI)はじめ最近のテーマに沿った銘柄が並んだが、前出の中堅証券は「材料というより値動きの軽さが買いを集めた銘柄も見られ、ボラティリティー重視の人は相変わらずいる」と話す。
ただ、グロース市場全体では値下がり銘柄数が値上がりより多く、「中東紛争など悪い話が増える中、個人も必ずしも楽観一色というわけではない」ようだ。
東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比5.59ポイント(0.74%)高の763.10だった。
グロース250とグロースCoreは3営業日ぶり反発。
グロース市場ではQPSHDやアストロHDが上昇した。一方、タイミーや技術承継機構は下落した。
値上がり銘柄数237、値下がり銘柄数325と、値下がりが優勢だった。
個別では、インフォメティス、イメージ情報開発、VALUENEX、ノースサンド、QDレーザがストップ高。フェニックスバイオは一時ストップ高と値を飛ばした。パワーエックス、日本ナレッジ、エクストリーム、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、インターネットインフィニティーなど7銘柄は昨年来高値を更新。シンバイオ製薬、ノイルイミューン・バイオテック、オキサイド、ファンペップ、中村超硬が買われた。
一方、Schooがストップ安。FUNDINNOは一時ストップ安と急落した。JSH、キッズスター、イントランス、グランディーズ、TalentXなど17銘柄は昨年来安値を更新。モルフォ、リファインバースグループ、デリバリーコンサルティング、スマレジ、ジェイックが売られた。
