《マーケットストラテジーメモ》 2月第4週
16日(月):
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。S&P500は小幅に反発。ナスダック総合は小幅安。大型ハイテク株と通信サービス株が重荷。週間では、S&Pが1.39%、ナスダックが2.1%、NYダウが1.23%下落。デクスコムが7.6%、モデルナが5.3%上昇。アプライド・マテリアルズが8.1%上昇。エヌビディアとアップルが下落。1月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇。伸びは前月の2.7%から縮小。市場予想の2.5%も下回った。
日経平均株価は135円安の5万6806円と3日続落。朝方は買いが先行。ただ、買い一巡後には戻り待ちの売りが優勢。10-12月期の国内GDP速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.1%増。年率換算で0.2%増と市場予想を下回ったことも悪材料視。TOPIXは続落。東証プライムの売買代金は7兆2376億円。SBG、ファナックが上昇。東エレクが、オリンパスが下落。2月SQ値57045円に0勝1敗。
17日(火):
週明けのNY株式市場はプレジデンツデーで休場。
日経平均株価は239円安の5万6566円と4日続落。日経平均の下落幅は一時600円を超えた。一方、高市政権の経済政策に対する期待が根強く、売り一巡後は押し目買いが入って下げ渋り。TOPIXは3日続落。東証プライムの売買代金は6兆3092億円。村田製、双日が上昇。日立、みずほFGが下落。
日経平均採用銘柄のPERは10日ぶりに19倍台。EPSは2832円と過去最高更新。2月13日時点の信用売り残は1兆228億円と12月26日時点(1兆1444億円)以来の1兆円台
18日(水):
3連休明け火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅上昇。プレジデンツデー明けの火曜は安いというアノマリーを打ち消した。エヌビディアやアップルの上昇がマイクロソフトやオラクルの下落を相殺。ただハイテク株は安値から持ち直したもののソフトウエア株への圧力は継続。S&P500ソフトウエア指数は1.6%安。
日経平均株価は577円高の5万7143円と5日ぶりに反発。米株高を支えに朝方から日経平均は高く始まった。東エレクやTDKといった主力株の一角や、業種別では非鉄金属や保険、銀行などに買いが入った。日経平均は一時800円を超える上昇となる場面もあった。TOPIXは4日ぶりに反発。東証プライムの売買代金は6兆4196億円。イビデン、フジクラが上昇。住友ファーマ、安川電が下落。2月SQ値57045円に1勝3敗。
19日(木):
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。エヌビディアが1.6%高。現在および将来のAIチップ数百万個をメタに供給する複数年契約を結んだと発表した。メタは0.6%高。1月の鉱工業生産指数は前月比0.7%上昇。前年同月比は2.3%上昇。続伸ながら3市場の合算売買高は168億株と低調。
日経平均株価は323円高の5万7467円と続伸。前日の米ハイテク株高を背景に、東京市場でも半導体関連の一角が買われた。外国為替市場で円相場が対ドルで下落し、自動車など輸出関連も上昇した。TOPIXも続伸。東証プライムの売買代金は7兆1048億円。信越化、フジクラが上昇。ニトリ、富士フイルムが下落。裁定買い残は2018年1月5日時点以来、約8年1カ月ぶりの3兆円台。
20日(金):
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。オルタナティブ資産運用会社のブルー・アウル・キャピタルが14億ドルの資産を売却。クレジットファンドの一つで償還を凍結すると発表。これを受け、信用の質や貸し手のソフトウエア企業に対する懸念が拡大。ブルー・アウルが6%下落。アポロ・グローバル・マネジメント、アレス、KKR、カーライルが1.9─5.2%安。
日経平均株価は642円安の5万6825円と反落。核開発を巡る米国とイランの関係悪化への懸念から前日の米株式相場が下落。日本株にも地政学リスクを意識した海外投資家などの売りが波及した。米プライベートクレジット市場を巡る不透明感の台頭も投資家心理の重荷。TOPIXは反落。東証プライムの売買代金は7兆1328億円。IHI、住友電が上昇。アドバンテスト、キオクシアが下落。
(2)欧米動向
2025年第4四半期のGDP速報値は年率換算で前期比1.4%増加。
伸びは市場予想の3.0%を下回った。
第3四半期の4.4%から大きく減速した。
12月の個人消費支出(PCE)価格指数は変動でコアPCE価格指数は前月比0.4%上昇。
11月の0.2%上昇から伸びが加速。
市場予想(0.3%上昇)を上回った。
前年同月比では3.0%上昇。
(3)新興国動向
春節(旧正月)休暇明けとなった香港株式市場はハイテク株主導で下落。
ハンセン指数は292.59ポイント(1.10%)安の2万6413.35。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は110.76ポイント(1.22%)安の8959.56。
【展望】
【2月】(5勝5敗:勝率50%)
2月23日(月)天皇誕生日で休場、独Ifo景況感
2月24日(火)米FIFA住宅指数、CS住宅指数、CB消費者信頼感、3連休明け株高アノマリー
2月26日(木)水星逆行(→3月21日)
2月27日(金)東京都区部消費者物価、商業動態統計、鉱工業生産、米生産者物価、MSCI日本株売買インパクト、変化日
2月28日(土)名鉄百貨店閉店
【3月】(5勝5敗:勝率50%)
3月 1日(日)ミロ展(東京都美術館→7月6日)
3月 2日(月)2日新甫、米小売り売上高、モバイル見本市MWC(→5日、スペイン・バルセロナ)
3月 3日(火)失業率、マネタリーベース、米ISM製造業景況感、皆既月食、満月(ワームムーン)
3月 4日(水)消費者態度指数、米ADP雇用レポート、サービス業PMI、中国製造業サービス業PMI
3月 5日(木)ISM非製造業景況感、貿易収支、輸出入物価指数、中国全人代、WBC第1ラウンド開幕、変化日
3月 6日(金)米雇用統計、耐久財受注、ミラノ・コンティナ冬季パラリンピック開幕(→15日)
3月 8日(日)米サマータイム開始
3月 9日(月)景気先行指数、景気ウォッチャー調査、毎月勤労統計、国際収支、米住宅着工指数、中国生産者・消費者物価指数
3月10日(火)実質GDP、米中古住宅販売件数、中国貿易収支
3月11日(水)国内企業物価、米消費者物価指数、変化日
3月12日(木)カルチャーテクノロジーの祭典「SXSW)開幕(→18日、米オースティン)
3月13日(金)メジャーSQ、米実質GDP、個人消費、コアPCE価格指数、ミシガン大学消費者信頼感、JOLTS求人件数
3月15日(日)自民党大会、米アカデミー賞授賞式、広島AIプロセス・フレンズグループ会合(→16日)
3月16日(月)米鉱工業生産、中国鉱工業生産、小売売上高、NVIDIA GTC 2026(エヌビディア最大のカンファレンス→19日)、3月最弱の日
3月17日(火)第3次産業活動指数、米FOMC(→18日)、独ZEW景況感、WBC決勝戦、変化日
3月18日(水)日銀金融政策決定会合(→19日)、貿易収支、米生産者物価指数、ECB理事会(→19日)、3月最強の日
3月19日(木)機械受注、鉱工業生産、日米首脳会談(予定)、米フィラデルフィア連銀景況感、EU首脳会議(→20日、ブリュッセル)、FTSE日本指数売買インパクト、新月
3月20日(金)春分の日で休場
3月21日(土)日本維新の会党大会
3月23日(月)景気一致指数、3連休明け株高アノマリー
3月24日(火)全国消費者物価指数、米製造業・サービス業PMI
3月25日(水)米耐久財受注、経常収支、輸入輸出物価指数、独Ifo景況感、
3月26日(木)企業向けサービス価格指数
3月27日(金)3月権利配当付き最終日、変化日
3月31日(火)東京都消費者物価指数、失業率、鉱工業生産、米CS住宅価格指数、CB消費者信頼感
JOLTS求人件数 日経平均売買インパクト、NTTドコモの3Gサービス終了
