19日大引けの東証グロース市場は利益確定売りが広がる中、バイオ関連や構成比の高い銘柄に買いが集まり、指数を押し上げた。好決算などを手掛かりとした買いが優勢だった。
日経平均株価が取引時間中に一時最高値を上回ったことも投資家心理を上向かせた。一方、直近で上昇が目立った銘柄には利益確定目的の売りも目立ち、指数は下げる場面もあった。
市場関係者は「アナリストの調査対象が多い大型株と違って、中小型株は決算発表から株価の反応に時間差があるが、内容の精査が進み、好決算銘柄には買いが入っているようだ」と指摘した。JPX総研が13日に株価指数「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄を発表したことを受け、新興銘柄への注目が高まっているとの見方も示した。
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比1.34ポイント高の760.63だった。グロース250、グロースCoreはともに続伸。
グロース市場ではトライアルやサンバイオが上昇した。一方、PowerXやクオリプスは下落した。
値上がり銘柄数281、値下がり銘柄数287と、売り買いが拮抗した。
個別ではPostPrime、ワンダープラネット、シンバイオ製薬、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。トライアルホールディングス、グリーンエナジー&カンパニー、アスア、ジェイグループホールディングス、日本ファルコムなど13銘柄は昨年来高値を更新。TORICO、イオレ、インバウンドテック、イメージ・マジック、サイバー・バズが買われた。
一方、イーディーピーがストップ安。Cocolive、TalentX、クラウドワークス、インターファクトリー、Sharing Innovationsなど16銘柄は昨年来安値を更新。モンスターラボ、ビーマップ、パワーエックス、MUSCAT GROUP、ステラファーマが売られた。
