東証グロース(大引け)=値上がり優勢、新興市場銘柄に循環的な物色

東証グロース市場は一部のハイテク株などへの利益確定売りで日経平均株価が下落する一方、衆議院の解散観測を手がかりにした日本株の先高観は根強く、新興市場銘柄に循環的な物色が向かった。バイオや宇宙など幅広い銘柄が物色された。

プライム市場の半導体関連株に一服感が出たこともあり、個人の買いは朝から小型株や新興企業銘柄に向かい、グロースの売買代金ランキング上位には上昇率が10%を超える銘柄が並んだ。「東証株価指数(TOPIX)が高値更新を続けており、運用成績が良好な個人は買い意欲が旺盛だ」という。

市場では「立憲民主党と公明党が衆院選に向けて新党をつくる方向で調整に入ったと報じられたことで、これまでの与党勝利のシナリオが若干揺らぎ、半導体などから新興銘柄などに資金を分散する動きが出ている」との声が聞かれた。

東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比25.83ポイント(3.66%)高の732.21だった。グロース250、グロースCoreはともに反発。

グロース市場ではPowerXやトライアルが上昇した。一方、オーバラップやカバーは下落した。

値上がり銘柄数454、値下がり銘柄数125と、値上がりが優勢だった。

個別ではPostPrime、アミタホールディングス、ダイナミックマッププラットフォーム、プログレス・テクノロジーズ グループ、VALUENEXなど7銘柄がストップ高。ZenmuTech、ビーマップ、ABEJA、ブルーイノベーション、QDレーザなど6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。マテリアルグループ、タスキホールディングス、博展、ジェイグループホールディングス、ティアンドエスグループなど20銘柄は昨年来高値を更新。note、メタリアル、サイエンスアーツ、リプロセル、ジェイドグループが買われた。

 一方、アイドマ・ホールディングスがストップ安。ライズ・コンサルティング・グループは一時ストップ安と急落した。Cocolive、ジェイフロンティア、グランディーズ、リップス、オーバーラップホールディングスなど8銘柄は昨年来安値を更新。グロースエクスパートナーズ、ククレブ・アドバイザーズ、グッドパッチ、ロゴスホールディングス、VRAIN Solutionが売られた。

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