《マーケットストラテジーメモ》 1月第1週
29日(月):
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って6日ぶりに小幅反落。「5日間の非常に力強い上昇が続いたため祝日明けで一息ついている。サンタクロース・ラリー期間はまだ2日目」という見方だ。エヌビディアが1.0%上昇。ディスカウントストアチェーン大手ターゲットが3.1%上昇。銀や金の価格が史上最高値を更新したことから貴金属鉱山株も上昇。合算出来高は102億2000万株と低調。6日ぶりに反落ながらNYダウの騰落レシオは135.96。
日経平均株価は223円安の5万526円3日ぶりに反落。日銀の利上げ継続が意識され、一時前週末比で円高・ドル安が進行したことが相場の重荷。12月末の配当権利落ち日分は約60円。TOPIXは3日続伸。東証プライムの売買代金は4兆3310億円。フジクラ、住友鉱が上昇。アドテスト、ファストリが下落。
30日(火):
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。ハイテク株やAI関連株が下落。エヌビディアが1.2%安。パランティア・テクノロジーズが2.4%安。前週に最高値を更新したテスラが3.3%下落。銀価格が初めて1オンス=80ドルを突破した後に急落。貴金属関連株も下落した。一方、エネルギー株は原油高を受けて上昇。
大納会大引けの日経平均株価は187円安の5万339円と続落。前日の米株安を受けて利益確定や持ち高整理の売りが優勢。ただ日経平均は上昇に転じる場面もあった。年末時点として初の5万円台。年間の日経平均は1万444円(26.1%)上昇で3年連続上昇。年間上昇幅は初の1万円超。TOPIXは4日ぶりに反落。月間ベースでは9カ月連続上昇。2005年5月ー06年1月の9カ月連続上昇に並ぶ約20年ぶりの連騰記録。東証プライムの売買代金は3兆7436億円。イビデン、富士通が上昇。アドテスト、フジクラが下落。
31日(水):
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日続落。通信サービスは上昇したもの、ハイテクや金融セクターの下げに相殺された。メタは中国のAIスタートアップであるマヌスを買収すると発表。株価は1.1%高。アップルは0.3%、エヌビディアは0.4%落。一方、マイクロソフトは小幅高。月間ではS&Pとダウが8カ月連続で上昇し、2017年以来最長となる見通し。
東京市場は休場。
1日(木):
年末最終日水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って4日続落。エネルギーと情報技術関連が下落。マイクロソフトが0.8%安。月間ベースでNYダウが8カ月連続上昇。17─18年以来最長。年間ではNYダウが12.97%上昇。S&P500が16.39%、ナスダック総合が20.36%上昇。小型株で構成するラッセル200指数は11.26%高。AI関連銘柄への旺盛な需要を追い風に主要株価3指数はそろって2桁の上昇率。19─21年以来、3年連続高。半導体大手エヌビディアは年初来39%高。アルファベットは年間65%上昇。マイクロン・テクノロジー、ウエスタン・デジタル、シーゲイトなどのストレージ用半導体銘柄。25年に時価総額が3倍以上に拡大した。
東京市場は休場。
2日(金):
NY・東京ともに休場。
(2)欧米動向STOXX欧州600種指数は30日に最高値を更新。年間ベースでは16%超上昇。上昇率は2021年以来の大きさ。STOXX欧州600種銀行株指数は年間で約67%高。取引活発化や規制緩和を追い風に、上昇率は1997年以来の大きさ。航空宇宙・防衛株指数が約57%上昇。一方、メディア株指数は約15%下落。25年は主要市場の大半が上昇した。スペインのIBEX指数は約49%高。ドイツのDAX指数は約23%高。フランスのCAC40指数約10%上昇。
(3)新興国動向上海総合指数は年間で18%上昇。2019年以来の大幅上昇となった。有力企業300銘柄で構成するCSI300指数は年間で18%上昇。ハンセン指数は年間で28%上昇。過去8年間で最も上昇した。
【展望】
【1月】
1月 3日(土)満月(ウルフムーン)
1月 5日(月)大発会、米ISM製造業景況感
1月 6日(火)マネタリーベース、世界最大級のテクノロジー展示会CES(→9日、ラスベガス)
1月 7日(水)米ISM非製造業景況感、JOLTS求人件数、ADP雇用レポート、変化日
1月 8日(木)毎月勤労統計、消費動向調査、米消費者残高
1月 9日(金)景気動向指数、家計調査、オプションSQ、米雇用統計、耐久財受注、東京オートサロン(→11日、幕張メッセ)
1月12日(月)成人の日で休場、3連休明け株高アノマリー
1月13日(火)景気ウォッチャー調査、米消費者物価指数、変化日、3連休明け株高アノマリー
1月14日(水)マネーストック、米生産者物価指数、中古住宅販売、中国貿易収支、」1月最強の日
1月15日(木)企業物価指数、米小売売上高、輸出入物価、フィラデルフィア連銀製造業景況感
1月16日(金)日伊首脳会談の可能性
1月19日(月)機械受注、第三次産業活動指数、世界経済フォーラム(ダボス会議→23日)、NY市場休場(キング牧師誕生日)、新月
1月20日(火)独ZEW景況感、変化日
1月21日(水)米住宅着工件数
1月22日(木)日銀金融政策決定会合(→23日)、貿易収支
1月23日(金)消費者物価指数、S&P日本製造業PMI、米製造業PMI,サービス業PMI
1月26日(月)首都圏マンション発売、景気先行指数、独Ifo景況感1月27日(火)企業向けサービス価格指数、米FOMC(→28日)、ケースシラー住宅価格指数
1月29日(木)対外証券投資、消費者態度指数、個人消費、TOPIX売買インパクト
1月30日(金)失業率、東京都区部消費者物価、商業動態統計、米生産者物価、変化日
