ダウ5日ぶり反発、319ドル高=ナスダックはほぼ横ばい

〔米株式〕
ダウ5日ぶり反発、319ドル高=ナスダックはほぼ横ばい

2日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、終値は前営業日の2025年12月31日に比べ319ドル10セント高の4万8382ドル39セントだった。

目新しい取引材料が少なかったなか、主力株を買い直す動きがあり、指数を押し上げた。

ダウ平均は前営業日までの4日間に667ドル下落していた。主要な株価指数が最高値圏で推移するなか、主力株には利益確定や持ち高調整の売りが出ていた。
26年最初の取引日となる2日には米経済の先行きに対する楽観的な見方などから景気敏感株を中心に買いが入った。

半導体関連銘柄も買われた。「人工知能(AI)が米国株をけん引する構造は26年も続くと予想し、年初のタイミングで新たに運用資産に加えたいと考える投資家がいる」との指摘があった。

ダウ平均の上げ幅は一時340ドルあまりとなった。
年末年始に伴い休みを取る市場参加者が多く、薄商いで値動きが大きくなりやすい面があった。「来週は25年12月の米雇用統計など主要な米経済指標の発表があり、取引が本格的に始まるだろう」との声が聞かれた。

ダウ平均の構成銘柄では、ボーイングやキャタピラー、ゴールドマン・サックスが上昇した。エヌビディアやシェブロン、ユナイテッドヘルス・グループも高かった。一方、セールスフォースやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムが安かった。トラベラーズとウォルト・ディズニーも売られた。

ナスダック総合株価指数は5日続落した。終値は前営業日比6.362ポイント安の2万3235.629だった。
テスラが下落した。2日朝に発表した25年10〜12月期の販売台数は前年同期比15.6%減の41万8277台と、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想を下回り、嫌気した売りが出た。

マイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体関連株の上昇が目立った。主要な半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4日ぶりに反発し、4.0%高だった。

〔ロンドン株2日 反発し最高値〕

年明け2日の英FTSE100種総合株価指数は反発した。前営業日にあたる2025年12月31日と比べ19.76ポイント高の9951.14と最高値を2営業日ぶりに更新した。
取引時間中には初めて1万の大台に乗せる場面があった。

2日のアジア市場で香港や韓国といった主要な株式相場が上昇。投資家心理が上向き、欧州でも株式に買いが優勢となった。

FTSE100種指数が節目となる1万超えを達成した後は、利益確定などを目的とした売りも出て、指数は伸び悩んだ。
製薬のアストラゼネカなどヘルスケア関連に売りが優勢だったほか日用品のユニリーバ、ソフトウエア開発のセージ・グループが下落。不動産投資信託(REIT)が売られた。

FTSEの構成銘柄では、航空機エンジン大手ロールス・ロイスが4.09%高、高級衣料のバーバリーが3.74%高、産業・エネルギー会社のメトレン・エナジー・アンド・メタルズが3.73%高と相場をけん引。一方、産金大手エンデバー・マイニングは5.73%安、飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズは4.09%安、会計ソフト大手セージは3.05%安となった。

〔ドイツ株2日 続伸〕

2日のドイツ株価指数(DAX)は4日続伸した。前営業日(2025年12月30日)比48.93ポイント(0.19%)高の2万4539.34と、最高値を付けた25年10月9日以来およそ3カ月ぶりの高水準で終えた。

2日のアジア市場で香港や韓国といった主要な株式相場が上昇し、投資家心理の支えとなった。同日の米市場で主要な株価指数が水準を切り下げるとDAXも伸び悩むなど、上値を追う勢いは限られた。

個別では、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズが4.48%高、電力大手RWEが3.65%高、自動車大手BMWが3.41%高と買われた半面、ミュンヘン再保険は3.88%安、ハノーバー再保険は3.53%安、業務用ソフトウエア大手SAPは3.07%安で終了した。

欧州株式市場でフランスの株価指数CAC40は続伸し、前営業日(25年12月31日)比0.56%高で終えた。

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