東京株式(寄り付き)=続落、米株安受け持ち高調整の売り

30日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比214円07銭安の5万0312円85銭。

きょうは2025年の大納会となるが、目先持ち高調整の売りに押される動きとなっている。

前日の欧州株時間から様子見ムードが強く方向感のはっきりしない相場環境だったが、米国株市場では商い薄のなかNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下値を探る展開となった。半導体関連はエヌビディア<NVDA>が下落する一方、マイクロン・テクノロジー<MU>が買われるなど高安まちまちだったが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は7日ぶりに反落している。

足もと為替がドル安・円高方向に振れていることもあり、半導体などハイテク株には向かい風として意識されやすい。

一方で、内需の中低位材料株などには個人投資家の物色の矛先が向かう可能性が高く、全体指数とはカイ離した地合いとなることも予想されるだろう。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に下落している。

個別では、信越化、フジクラ、イビデンが安い。一方、ファストリ、ソニーG、トヨタ、富士通が高い。

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