22日(月):
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。半導体大手マイクロン・テクノロジーは7%高。過去最高値を更新。エヌビディアが3.9%上昇。オラクルが6.6%急伸。一方、消費関連では、ナイキが10.5%下落。2四半期連続で粗利益率が低下したことが悪材料。先物決済を背景で3市場の合算売買高は246億株(前日168.9億株、過去20日平均は171.9億株)。日経平均株価は895円高の5万402円と続伸。5日ぶりに終値ベース5万円台回復。
日経平均の上げ幅は一時1000円を上回った。 東エレク、フジクラが上昇。アドテストやディスコが後場に一段高。1ドル157円台に下落しトヨタなど自動車株の上昇が目立った。長期金利は一時2.1%と1999年以来の水準に急騰。メガバンク株が上昇した。 東証プライムの売買代金は5兆141億円。ファナック、三井金属が上昇。日ハム、三越伊勢丹が下落。
23日(火):
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。背景はマイクロン・テクノロジーの好調な業績見通しや予想を下回るインフレ指標。マイクロンは4%上昇。SOX指数は1.1%高。エヌビディア、テスラも上昇。次回FOMCで利下げを行う確率は20%程度。恐怖と欲望指数は45→56。
日経平均株価は10円高の5万412円と3日続伸。銀行や証券などの金融セクターが堅調。関連銘柄にも見直し買いが入ったとの解釈。TOPIXは終日プラス圏で推移し3日続伸。東証プライムの売買代金は4兆1344億円。9月2日以来、3カ月半ぶりの低水準。TDK、信越化が上昇。ファストリ、マツダが下落。東証スタンダード指数は過去最高値更新。
24日(水):
火曜のNY株式市場で主要3指数は薄商いながら主要3指数は4日続伸。S&P500は終値ベースの過去最高値を更新。S&P500グロース指数が1%近く上昇。バリュー指数はほぼ横ばい。エヌビディアが3%上昇。アマゾン、アルファベット、ブロードコムはそれぞれ1%超上昇。
日経平均株価は68円安の5万344円と4日ぶりに反落。日経平均の上げ幅は一時200円を超えたが、勢いは続かなかった。TOPIXは4日ぶりに反落。東証プライムの売買代金は3兆9281億円と4兆円を割り込み5カ月ぶりの低水準。ファナック、安川電が上昇。TDK、ダイキンが下落。
25日(木):
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って5日続伸。NYダウとS&P500は終値ベースでの過去最高値を更新。年末年始の「サンタクロース・ラリー」への期待が高まっているとの解釈。マイクロン・テクノロジーが3.8%上昇し、終値ベースの最高値を更新。スポーツ用品大手ナイキが4.6%高。一方、インテルが0.5%安。3市場の合算売買高は76.1億株(前日140,1億株、過去20日平均は162.1億株)。
日経平均株価は63円高の5万407円と反発。総じて買いが優勢の展開。ただ年末を控えた利益確定や持ち高調整目的の売りが上値を抑え、日経平均は小幅ながら下げに転じる場面もあった。TOPIXは反発。東証プライム市場の売買代金は2兆9824億円と今年最低。2023年12月28日(2兆6966億円)以来2年ぶりに3兆円を割り込んだ。TDK、ソニーが上昇。アドテスト、フジクラが下落。日経VIは18.77(前日22.38)。
26日(金):
木曜のNY株式市場はクリスマスで休場。日経平均株価は342円高の5万750円と続伸。クリスマスの祝日で欧米の主要市場が休場。手がかり難のなかでもハイテクや半導体関連株を中心に買われた。
日経平均の上昇幅は一時500円を超えたが、大引けにかけて伸び悩んだ。TOPIXは続伸。5日に付けた過去最高値を上回った場面があった。 東証プライムの売買代金は3兆7189億円。イビデン、レーザーテックが上昇。信越化、味の素が下落。
(2)欧米動向
米第3四半期のGDP速報値は年率換算で前期比4.3%増加。
市場予想の3.3%を上回った。
伸びは第2四半期の3.8%から加速。
過去2年間で最も速いペースとなった。
(3)新興国動向
上海総合指数は8日続伸。
4月以降で最長の上昇となった。
週間では1.88%上昇し10月下旬以来の週間上昇率となった。
【展望】
【12月】
12月29日(月)米卸売在庫
12月30日(火)大納会、米ケースシラー住宅指数、シカゴ購買部協会景気指数
12月31日(水)中国製造業PMI
【1月】
1月 3日(土)満月(ウルフムーン)
1月 5日(月)大発会、米ISM製造業景況感、
1月 6日(火)マネタリーベース、世界最大級のテクノロジー展示会CES(→9日、ラスベガス)
1月 7日(水)米ISM非製造業景況感、JOLTS求人件数、ADP雇用レポート、変化日
1月 8日(木)毎月勤労統計、消費動向調査、米消費者残高
1月 9日(金)景気動向指数、家計調査、オプションSQ、米雇用統計、耐久財受注、東京オートサロン(→11日、幕張メッセ)
1月12日(月)成人の日で休場、3連休明け株高アノマリー
1月13日(火)景気ウォッチャー調査、米消費者物価指数、変化日、3連休明け株高アノマリー
1月14日(水)マネーストック、米生産者物価指数、中古住宅販売、中国貿易収支、」1月最強の日
1月15日(木)企業物価指数、米小売売上高、輸出入物価、フィラデルフィア連銀製造業景況感
1月16日(金)日伊首脳会談の可能性、
1月19日(月)機械受注、第三次産業活動指数、世界経済フォーラム(ダボス会議→23日)、NY市場休場(キング牧師誕生日)、新月
1月20日(火)独ZEW景況感、変化日、
1月21日(水)米住宅着工件数
1月22日(木)日銀金融政策決定会合(→23日)、貿易収支
1月23日(金)消費者物価指数、S&P日本製造業PMI、米製造業PMI,サービス業PMI
1月26日(月)首都圏マンション発売、景気先行指数、独Ifo景況感
1月27日(火)企業向けサービス価格指数、米FOMC(→28日)、ケースシラー住宅価格指数
1月29日(木)対外証券投資、消費者態度指数、個人消費、TOPIX売買インパクト
1月30日(金)失業率、東京都区部消費者物価、商業動態統計、米生産者物価、変化日、
