東証グロース(大引け)=値下がり優勢、見直し買い

東証グロース市場は、今月中旬まで下落基調が続いていたことから、個人投資家の見直し買いが入ったようだ。市場からは「直近でIPO(新規株式公開)した銘柄の一角が活発に取引されている」との声が聞かれた。

市場関係者は「個人投資家の物色意欲は旺盛で、商いもそれなりに盛り上がっていた」と話していた。

東証グロース市場250指数は4日続伸した。終値は前日比1.45ポイント(0.21%)高の677.73だった。グロース250とグロースCoreはともに4日続伸。

グロース市場ではPowerXやタイミーが上昇した。一方、カバー、アクセルHDは下落した。

値上がり銘柄数246、値下がり銘柄数339と、値下がりが優勢だった。

個別ではTMH、農業総合研究所、パワーエックス、ファインズ、TORICOなど6銘柄がストップ高。オンコリスバイオファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。トライアルホールディングス、ジェイグループホールディングス、ミーク、ノースサンド、FUNDINNOなど14銘柄は年初来高値を更新。ワンダープラネット、いつも、コンヴァノ、LOIVE、リンクバルが買われた。

 一方、インフォメティス、グランディーズ、ドリコム、カイオム・バイオサイエンス、ミラティブなど12銘柄が年初来安値を更新。フィードフォースグループ、Veritas In Silico、リンカーズ、グローム・ホールディングス、バリュエンスホールディングスが売られた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次