【寄り付き概況】
1日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前週末比355円76銭安の4万2362円71銭。
前週末は欧州時間からリスク回避ムードが強く、ドイツの主要株価指数であるDAXや仏CAC40などをはじめ軒並み軟調で、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに4日ぶりに反落し、特にナスダック指数の下げが大きくなった。
東京株式市場でもこの流れを引き継ぐ形で、日経平均が下値を摸索する動きを強めている。騰落レシオなど投資指標面で足もと依然として過熱ゾーンにあり、9月は株式市場の月間パフォーマンスが低調な月であることも考慮して、目先ポジション調整の売りが誘発されやすい面もあるようだ。
東証株価指数(TOPIX)は下落して始まった後、上昇に転じている。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、リクルート、コナミGが安い。一方、中外薬、エムスリー、ホンダ、OLCが高い。
