日経ジャスダック平均は前日比21円44銭高の3384円70銭と続伸した。
引き続き北朝鮮の動向が警戒されるなか、上値を追う展開にはならず横ばいで推移した。後場に一時上げ幅を縮める場面もあったが、JASDAQ平均は大引けにかけてじりじりと上昇して取引を終えた。
8月の既存店売上高が増加したマクドナルドが指数を支えた。リチウムイオン関連の田中化研にも買いが入った。
一方、地政学リスクの後退で防衛関連の細谷火工に売りが膨らんだ。ゲーム関連のブロッコリーやアエリアも下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で597億円、売買高は8611万株だった。
値上がり銘柄数は345、値下がり銘柄数は267となった。
個別では、システムズ・デザインがストップ高。フライングガーデン、SEMITEC、スパンクリートコーポレーションは一時ストップ高となった。
ケア21、石垣食品、松本油脂製薬、太洋基礎工業など11銘柄が年初来高値を付けた。
一方、大塚家具が年初来安値を更新した。防衛関連の細谷火工が売られ、野村マイクロ・サイエンス、清和中央ホールディングス、アスコットが下げた。
