米ドル円は再び109円割れ。

[概況]

東京外国為替市場の米ドル円は、109円付近で上値が重い展開となった。引き続き、北朝鮮リスクが意識されていることに加え、NY時間に米連邦公開市場委員会(FRB)のフィッシャー副議長が10月中旬に辞任することが報じられた。
 
同副議長の辞任報道により、年内利上げを巡る不透明感も意識されて、米ドル円は一時108.870円まで下落している。
 
この後は、欧州中央銀行(ECB)理事会の政策決定に注目だ。ECB理事会で、金融緩和の一環である資産買い入れプログラム縮小をめぐり、ECBがどのような議論をするかが焦点か。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は108.900円付近で本日の安値圏で推移している。一方、クロス円では、ユーロ円が130.240円付近を推移しており、買いが優勢となっている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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