10時時点 79円安 電気自動車関連に買い

【寄り付き概況】
8日の日経平均株価は反発して始まった。10時段階での日経平均株価は前日比79.98円安の19316.54円だった。

北朝鮮が9日の建国記念日や10月10日の朝鮮労働党創建記念日などの地政学リスクへの警戒感は依然として市場に残っており、日経平均の下げ幅は一時100円を超える場面もみられた。為替市場では、ドルは108円30銭台でもみ合いの展開。現時点で株安を意識したリスク回避的な円買いは増えていない。

個別では、三菱地所や三井不動産が下落し、年初来安値を付けた。味の素やJFEも安い。ファーストリテ、ソフトバンク、ダイキンが下げている。一方、日産自動車やSUBARUに続き、ホンダも電気自動車などの販売を積極化するとの報道があり、リチウムイオン電池関連の安永などが引き続き強い動きを見せている。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に下落している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3536億円、売買高は8億5960万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1031、値上がりは832、変わらずは163銘柄だった。

225先物は三菱・メリル・モルスタ・GS・みずほ・ソジェン・クレディが買い越し。
パリバ・ドイツ・HSBS・大和・立花・JP・日興が売り越し。
TOPIX先物はパリバ・日興・立花・SBI・ナティクスが買い越し。
みずほ・GS・メリル・アムロ・JPが売り越し。

テクニカル的には鹿島(1812)、キャリアDC(2410)、ゲンキー(2772)、ココカラ(3098)、富士紡(3104)、応化工(4186)、ポーラ(4927)、メック(4971)、日軽金(5703)、パンチ(6165)、SMC(6273)、日樹工(6293)、CKD(6407)、小糸(7276)、兼松(8020)、アニコム(8715)、日神不(8881)、トナミ(9070)、渋沢倉(9304)、安田倉(9324)が動兆。

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