値上がり優勢、資金が流入

 
東証グロース市場は前日の米株高や自民党総裁選を巡る思惑を背景に日経平均株価が大幅に上昇するなか、新興市場にも資金が流入した。
値幅取り狙いの短期マネーが買いの主体だったとみられ、午後にかけては上げ幅を縮小した。市場では、大型株と比べて新興市場には「生成AI(人工知能)関連が少なく、物色の対象になりづらい」との声があった。
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前週末比1.99ポイント(0.26%)高の774.98だった。グロース250は続伸。グロースCoreは反落。
 
グロース市場ではグロービングや弁護士COMが上昇した。一方、MTGやGENDAは下落した。
値上がり銘柄数347、値下がり銘柄数220と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、アディッシュがストップ高。WOLVES HAND、Liberaware、オプロ、サンクゼール、GVA TECHなど32銘柄は年初来高値を更新。リネットジャパングループ、メドレックス、データセクション、日本ファルコム、ロゴスホールディングスが買われた。
 
 一方、Institution for a Global Societyがストップ安。ベストワンドットコムは年初来安値を更新。インティメート・マージャー、ビズメイツ、Def consulting、リンカーズ、イオレが売られた。
 

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