値下がり優勢、材料待ち

 
東証グロース市場は日経平均株価も小幅に下落したが、グロース250指数の下落率が大きかった。市場では「相対的に大型株選好が続き、新興株は下げた場面で押し目買いも入りにくかった。決算などの大きな材料が無ければ買われにくい」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比9.11ポイント(1.20%)安の747.25だった。グロース250、グロースCoreはともに続落。
グロース市場ではフリーやタイミーが下落した。一方、アップバンクやイオレ、FFRIが上昇した。
値上がり銘柄数186、値下がり銘柄数369と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではイオレ、AppBankがストップ高。ラキール、パワーソリューションズ、ファインズ、エスネットワークス、フィードフォースグループなど8銘柄は年初来高値を更新。マイクロ波化学、AViC、ベガコーポレーション、FRONTEO、Def consultingが買われた。
 
一方、Chordia Therapeutics、インテグループ、フラー、はてな、GMOコマースなど7銘柄が年初来安値を更新。ケイファーマ、インフォメティス、リネットジャパングループ、トヨコー、D&Mカンパニーが売られた。
 

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