東証グロース市場は時価総額が大きい主力の銘柄が売られ、指数を押し下げた。日経平均株価は上昇に転じる場面も見られたが、新興株に買いは広がらなかった。材料が乏しい中で日銀の今後の利上げ再開による金利上昇なども意識され、グロース250指数はこの日の安値圏で取引を終えた。東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比10.96ポイント(1.45%)安の745.40だった。グロース250、グロースCoreはともに続落。
グロース市場ではタイミーやトライアル、フリーが下落した。一方、FFRIやマイクロ波、ジーエヌアイは上昇した。値上がり銘柄数194、値下がり銘柄数378と、値下がりが優勢だった。
個別ではイオレ、AppBankがストップ高。マイクロ波化学は一時ストップ高と値を飛ばした。ラキール、パワーソリューションズ、ファインズ、エスネットワークス、フィードフォースグループなど12銘柄は年初来高値を更新。AViC、イード、モビルス、FRONTEO、ベガコーポレーションが買われた。
一方、Heartseedがストップ安。Chordia Therapeutics、インテグループ、フラー、はてな、GMOコマースなど8銘柄は年初来安値を更新。ケイファーマ、リネットジャパングループ、インフォメティス、ブルーイノベーション、メドレックスが売られた。
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