続落、持ち高整理の売り先行

【寄り付き概況】
 

1日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比100円68銭安の4万4831円95銭。
 
前日まで3日続落し、この間に800円強水準を切り下げていることで目先値ごろ感からの押し目買いを誘導しやすい。しかし一方で機関投資家の銘柄リバランスの売りを含めた利益確定売り圧力も拭えず上値は重い。
 
米国では「つなぎ予算」の成立が難航しており、政府機関が一部閉鎖された場合は今週3日に予定される9月の米雇用統計の発表が遅れる可能性もあるとされ、これが様子見ムードにつながっている。足もと1ドル=147円台後半までドル安・円高方向に振れていることもハイテク株などを中心に上値を重くする背景となっているだろう。

東証株価指数(TOPIX)は下落している。

個別では、TDK、東エレク、リクルート、信越化、ファストリが安い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、中外薬、コナミG、大塚HDが高い。

 

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