東証グロース市場は午前から主力銘柄を中心に買いが集まった。午後になると上昇幅を広げ日中の高値圏で取引を終えた。昨日まで新興株の下落が続いていたこともあり、新興株は業種を問わず幅広く物色され指数が大きく上昇した。
東証グロース市場250指数は5営業日ぶりに反発した。終値は前日比16.05ポイント(2.24%)高の731.14だった。
グロース市場ではサンバイオやハートシード、データセクが上昇した。一方、イオレやGENDA、技術承継機構は下落した。
値上がり銘柄数386、値下がり銘柄数187と、値上がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したオーバラップは公開価格を7.09%下回る1533円で初値を付け、終値は初値比188円(12.26%)安の1345円となった。
個別ではワンダープラネットがストップ高。学びエイドは一時ストップ高と値を飛ばした。WOLVES HAND、技術承継機構、リックソフト、パワーソリューションズ、トライアイズは年初来高値を更新。コンヴァノ、サンバイオ、マーキュリー、ASJ、Heartseedが買われた。
一方、SAAFホールディングス、ROXX、GMOプロダクトプラットフォーム、GMOコマース、GMO TECHホールディングスなど7銘柄が年初来安値を更新。夢展望、イオレ、STG、ファインズ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが売られた。
