今週は軟調な展開となった。

北朝鮮の核実験を嫌気して日経平均は週初から大きく売られる展開。欧米株にも弱い動きが見られたことから、リスク・オフムードが強まった。為替市場では地政学リスクに加え、米国の利上げペースが鈍化するとの見方が強まったことから、ドル安・円高が進行した。
9日の北朝鮮建国記念日近辺での軍事行動への警戒から、週末にかけては売り直された。日経平均は週間では約416円の下落となり、週足では陰線を形成した。
 
 
さて来週は、引き続き北朝鮮情勢を見極めることになろう。
日経平均株価は下値模索の推移となりそうだ。来週の想定レンジは、1万8900~1万9500円とする。
9日にICBMの発射が行われなければ、一先ず安心感につながることになりそうだが、太陽表面での強い爆発(太陽フレア)によって電子機器が影響を受ける可能性があるなかで、発射延期は想定内といったところである。
基本的には翌週(19日~20日)にFOMCを控え、様子見姿勢が続きだろう、円高基調が強まっている点がネガティブ。FOMCでは利上げはないとの見方が大勢であるため、そこまでは円安が期待しづらい。
 
また、米国は北朝鮮への新たな制裁のため11日に国連安全保障理事会で決議案の採決を求めている。北朝鮮への石油禁輸は実現とはならないだろうが、新たな制裁内容次第ではミサイル発射の可能性もあるとみられ、懸念要因が払拭されることはなさそうだ。
テクニカル面では、どちらも下のサポートを失った格好となっている。来週は、上げ下げがある中でも弱材料に対する反応がより大きくなる可能性が高く、下値探りの展開になると考える。
 
 
日経平均株価    19274.82円 -121.70
レジスタンス
   19434.30円    17年3月SQ値
   19403.89円   200日線
   19384.67円   5日線
   19357.74円   ボリンジャーバンド-1σ
   19276.09円    17年2月SQ値
 
サポート
   19271.40円    週足一目均衡表基準線
   19239.52円   2017/9/8安値
   19182.28円    17年1月SQ値
   19144.95円    ボリンジャーバンド-2σ
   19144.62円    2017/5/1安値
 
5日線に上値を抑えられる格好となり、上値の重さが意識されている。ボリンジャーバンドでは-1σをキープできず、-2σとのレンジ内移行。バンドは緩やかなに下降していることもあり、じりじりと下値を切り下げる格好での調整が警戒されている。MACDは僅かではあるがシグナルを下回り、陰転シグナルを発生させてきている。
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TOPIX       1593.54p  -4.70
レジスタンス
   1607.43p       25日線
   1601.52p        一目均衡表転換線
   1600.70p        一目均衡表の雲下限
   1600.00p        心理的節目
   1595.61p        5日線
 
サポート
   1593.53p        ボリンジャーバンド-1σ
   1590.24p       17年6月SQ値
   1584.67p       17年5月SQ値
   1581.68p       2017/06/15 安値
   1579.63p       ボリンジャーバンド-2σ

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