反発スタート、米ハイテク株高受け

【寄り付き概況】

22日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前営業日比45円52銭高の3万9864円63銭。上げ幅は一時300円を超え、節目の4万円を上回った。
 
20日に投開票が行われた参院選の結果は与党が大敗を喫し、非改選の75議席を合わせて過半数に届かなかった。ただ、これは事前に想定された内容であったほか、自民党は予想よりは議席数の減少が限定的だったという見方もあり、全体相場に与える影響は限られている。他方、トランプ米政権が打ち出す関税政策の交渉期限を8月1日に控えるなか、足もとでは依然として不透明感が拭えず、株式市場も方向感が見えにくい状況となっている。
取引時間中は足もと円高方向に振れている為替動向や、米関税に絡むニュースヘッドラインなどに左右される可能性があるだろう。
 
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリが買われ、フジクラや信越化も高い。一方、テルモやHOYAが売られ、オリンパスやエムスリーも安い。

 

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