値上がり優勢、投資家の買い戻し

 
東証グロース市場は個人投資家などの買いで終日高い水準は維持したが、米関税政策や国内政治の先行き不透明感から日経平均株価が朝高後下げに転じたため、東証グロース250指数も伸び悩んだ。東証グロース市場250指数の終値は前営業日比4.96ポイント(0.67%)高の743.07だった。グロース250、グロースCoreはともに反発。
20日に投開票のあった参院選で与党が過半数割れの敗北となったものの、「想定内の結果」との受け止めから、様子見していた投資家の買い戻しが優勢となった。上値追いの材料に乏しく後場には上げ幅を縮小したものの、終始プラス圏を維持して終了した。
グロース市場ではGENDAやインテグラル、インフォメテが上昇した。一方、ジーエヌアイやCANBAS、テラドローンは下落した。
値上がり銘柄数310、値下がり銘柄数257と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、インフォメティス、サスメドがストップ高。Lib Work、情報戦略テクノロジー、Hmcommは一時ストップ高と値を飛ばした。令和アカウンティング・ホールディングス、ジェイグループホールディングス、フォーライフ、メディカルネット、リップスなど18銘柄は年初来高値を更新。スマサポ、ZenmuTech、トリプルアイズ、AI inside、キッズウェル・バイオが買われた。
 
 一方、Chordia Therapeutics、海帆、ブッキングリゾート、ウェルネス・コミュニケーションズ、ヒットなど8銘柄が年初来安値を更新。クリングルファーマ、Will Smart、農業総合研究所、アジャイルメディア・ネットワーク、ASJが売られた。
 

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