値上がり優勢、新興市場でも買いが広まった

東証グロース市場はるなか、米相互関税の引き下げなど日米の関税交渉合意を追い風となり日経平均株価が大幅高となるなか、新興市場でも買いが広まった。ただ、上昇率は日経平均株価(3.51%)に比べて小幅にとどまった。市場では「米関税影響の不透明感が払拭されて、新興株よりも輸出関連が多い大型株に物色が向かいやすかった」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比13.83ポイント(1.86%)高の756.90だった。グロース250とグロースCoreはともに続伸。
グロース市場ではトライアルやFFRIが上昇した。一方、バンクオブイやGENDAは下落した。
値上がり銘柄数387、値下がり銘柄数191と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではFRONTEO、トランスジェニックグループ、ファンデリー、サスメド、デジタリフトがストップ高。ブルーイノベーションは一時ストップ高と値を飛ばした。情報戦略テクノロジー、インフォメティス、dely、ジェイグループホールディングス、バリューゴルフなど20銘柄は年初来高値を更新。アストロスケールホールディングス、QPS研究所、QDレーザ、リプロセル、クリアルが買われた。
 
 一方、ヒットが年初来安値を更新。令和アカウンティング・ホールディングス、コンヴァノ、PostPrime、ラストワンマイル、スマサポが売られた。
 

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