追加制裁決議採決され、リスクオンの地合い広まる。

[概況]

12日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は確りの展開となった。朝方、国連安全保障理事会において、北朝鮮への原油や石油精製製品の輸出量に上限を設定する等の追加制決議が前回一致で採択された。
同決議を巡っては、追加制裁に否定的だった中国及びロシアの賛同を得られるかが焦点であったが、こちらはクリアした格好。また、決議採択後の北朝鮮の動向が注目されたが、現在のところ大きな動きがみられていない。
 
一連の結果を受けて、為替市場ではリスク許容度が拡大し、幅広く円売りが進んだ。
米ドル円は朝方位置した109円台前半から、欧州時間序盤の109円台後半(高値109.76円)までじりじりと水準を上げている。8月末に示現した高値が110.68円であり、当面は同水準を試せるかが注目点となりそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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