東証グロース市場は円高の影響を受けにくい内需関連銘柄に買いが入った。
個人投資家の旺盛な買い意欲を支えに、幅広く値上がりした。
市場関係者は「東証の資本効率改善の改革の動きがグロース市場の銘柄にも広がるとの期待がある」と話した。
東証グロース市場250指数は5日続伸した。終値は前日比9.91ポイント(1.30%)高の772.36だった。2024年3月6日(775.76)以来1年5カ月ぶりの高値を付けた。
グロース250とグロースCoreは続伸。
東証グロース市場指数やTOPIX・Smallも年初来高値となった。「米雇用統計ショックを経ても日本株は高値圏にあり、個人は元気で、東京市場を支えている」という。
グロース市場ではサンバイオやクラダシが上昇した。一方、delyやシーユーシーは下落した。
値上がり銘柄数371、値下がり銘柄数189と、値上がりが優勢だった。
個別では情報戦略テクノロジー、クラダシ、揚羽がストップ高。イルグルムは一時ストップ高と値を飛ばした。地域新聞社、INGS、インフォメティス、アンビション DX ホールディングス、トヨコーなど32銘柄は年初来高値を更新。グリーンモンスター、ビーマップ、ソフトフロントホールディングス、Aiming、pluszeroが買われた。
一方、オルツ、アルファクス・フード・システムが年初来安値を更新。シーユーシー、ジェリービーンズグループ、コラボス、Waqoo、コンヴァノが売られた。
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