14日の東京株式市場は続伸スタートか

14日の東京株式市場は続伸後、日経平均株価の2万円に迫る場面もありそう。
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円-2万円を想定する。
 
13日の米国株式は、NYダウとナスダック総合指数がともに連日で史上最高値を更新。米国株高を受け、堅調なスタートとなるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(13日終値109円94-95銭)と円安に振れている。対ドルで円安方向に進んでいることから、引き続き輸出関連銘柄が堅調に推移しそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比55円高の1万9745円だった。
 
75日線(1万9861円)を意識したスタートが予想される。25日線(1万9537円)が下落から再び上昇に転換する可能性が高く、チャート上で「四空」スタートとなった場合は2万円超えの可能性が高まるだろう。
また、寄り安となれば終日マイナスゾーンでの動きになる可能性がある。一目均衡表では雲のネジレの変化日となる可能性も高く、目先の正念場とみられる。
 
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り580万株、買い650万株で、差し引き70万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。売りセクターに、自動車、銀行、食品、機械、REITなど。買いセクターに、自動車、サービス、電機、通信、石油、その他製品、食品など。
 
【好材料銘柄】
■鳥貴族 <3193>
今期経常は60%増で2期ぶり最高益更新へ。
 
■ヤーマン <6630>
5-7月期(1Q)経常は46%増益で着地。
 
■ルネサスイーストン <9995>
上期経常を51%上方修正、通期も増額。
 
■大盛工業 <1844>
前期最終を一転黒字に上方修正。
 
■石井表記 <6336>
今期経常を38%上方修正。
 
■SYSホールディングス <3988>
18年1月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。今期経常は2%増で3期連続最高益、実質増配へ。
 
■ソレイジア・ファーマ <4597>
伊藤忠商事 <8001> と、同社製品「グラニセトロン経皮吸収型製剤」「口腔用医療機器」の中国での販売代理店契約を結んだ。
 
■Gunosy <6047>
東証本則市場への市場変更の申請を実施。
 
■五洋インテックス <7519>
子会社キュアリサーチがメディカルツーリズムサービスを提供開始。理研免疫再生医学が開発したNKT細胞を用いてがん免疫療法を実施する医療機関に対し、中国人患者の申込受付などを独占的に行う。
 
■スマートバリュー <9417>
上期最終を7.7倍上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
14(木)
【国内】
8月首都圏新規マンション発売(13:00)
20年国債入札
《決算発表》
アスクル、丸善CHI、森ヒルズ、バロック、オハラ、アルデプロ、ドーム
 
【海外】
中国8月小売売上高(11:00)
中国8月都市部固定資産投資(11:00)
中国8月鉱工業生産(11:00)
英国金融政策発表米8月消費者物価指数(21:30)
《米決算発表》
オラクル

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次