売り買い交錯、利益確定売り

【寄り付き概況】

14日の日経平均株価は小幅に反落して始まった。
始値は前日比5円45銭安の1万9860円37銭。前日までの3日間で600円近く水準を切り上げたため、目先の利益を確定する売りが優勢となった。
 
 前日の米国株市場ではNYダウ4日続伸で連日の最高値更新、ナスダック指数も小幅ながら3日続伸と上昇基調を継続、外国為替市場では1ドル=110円台半ばの推移と円安方向に振れており、引き続きリスクオンの環境が先行している。
ただ、利益確定売り圧力も強まっている。北朝鮮を巡る地政学リスクを背景に前週に売り建てた向きの買い戻しは一巡しているとみられ、2万円大台を前に売り物をこなし切れるかどうかが注目される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16行種前後が高く値上がり上位に鉄鋼、繊維、その他金融、鉱業、銀行など。値下がりで目立つのは情報通信、保険、精密機器など。
 
個別では、ソニー、日立の電機株や、日本電産、信越化が軟調。トヨタ、キーエンス、コマツは値を下げている。住友鉱、SOMPOHDが売られ、ソフトバンクGは反落している。
半面、三菱UFJ、三井住友の銀行株が堅調で、オリックス、ファーストリテが買われ、武田、任天堂は値を上げている。日清紡HD、東エレク、日産自も上昇している。

225先物はソジェン・JP・シティ・パリバ・ドイツ・カブコム・メリルが買い越し。
野村・三菱・東海東京が売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・大和・ドイツ・ソジェンが買い越し。
JP・みずほ・日興・UBSが売り越し。
 
外資系等は、トヨタ(7203)、グンゼ(3002)、ベクトル(6058)、浜ホト(5965)、前田工繊(7821)、リンテック(7966)、東レ(3402)、住化(4005)、三井化(4183)、三菱ケミ(4188)、JFE(5411)、フィルム(4901)、積水ハ(1928)に注目。
 
 
テクニカル的には、ファーストコーポ(1430)、塩水港(2112)、丸大食(2288)、ファンコミ(2461)、アルコニックス(3036)、サムティ(3244)、フージャース(3284)、石原産業(4028)、四国化成(4099)、保土谷(4112)、宇部興(4208)、カーリット(4275)、小野薬(4528)、オービック(4684)、大塚商会(4768)、日電硝(5214)、黒崎播磨(5352)、ニチアス(5393)、日亜鋼(5638)、昭和電線(5805)、アルインコ(5933)、LIXIL(5938)、エラン(6099)、ソディック(6143)、ソラスト(6197)、豊田織(6201)、新川(6274)新東工(6339)、油研工(6393)、大豊工(6470)、前沢工(6489)、シンフォニア(6507)、東芝テック(6588)、UMCエレ(6615)、東光高岳(6617)、JVCKW(6632)、サクサ(6675)、エプソン(6724)、ワコム(6727)、EIZO(6737)、日立国際(6756)、スミダ(6817)、岩崎電(6924)、図研(6947)、共栄産(6973)、日立造(7004)、新明和(7224)、日信工業(7230)、ティラド(7236)、フタバ(7241)、ホンダ(7267)、萩原電(7467)、VTHD(7593)、島津(7701)、オーバル(7727)、前田工繊(7821)、ニチハ(7943)、コクヨ(7984)、豊田通商(8015)、オンワード(8016)、三菱商事(8058)、ユアサ商事(8074)、三愛石油(8097)、リョーサン(8140)、サト(8163)、ユナイテッド(9110)、ゼンリン(9474)、インプレス(9479)、CEC(9692)、ヤマダ電(9831)、JBCC(9889)、北沢産(9930)が動兆。
 

外資系等は、~に注目。

テクニカル的には、~が動兆。

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