[概況]
NY市場で発表された米8月生産者物価指数は予想を下回り、ドルは110円を割れる場面があったが直ぐに大台を回復し、米国債利回りの上昇にドルも買われて上値を伸ばした。
そしてそれまでの高値を上抜くと、NY株式市場が小動きで始まる中、ドルはNY市場序盤に当日高値110.700円まで上昇した。
その後揉み合いから110円台前半に落ちる場面もあったが、トランプ大統領が減税について発言した事や、9月最終週に税制改革のガイドラインを公表すると発表された事などにドルは買い戻され、最後は前日比+32銭高の110.485円で引けた。
市場の減税に対する期待は大きく、NY株式市場は上昇してドルも買われたが、この流れはガイドライン公表まで続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
