続伸スタート、関税交渉の進展期待

【寄り付き概況】

30日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前営業日比106円89銭高の3万5946円88銭。
 
東京株式市場が昭和の日で休場となる中、米株式市場でダウ平均が2営業日合計で1.03%上昇、ナスダック総合指数が同じく通算で0.45%上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、トランプ米政権が自動車・部品関税の負担軽減措置を発表したことも、関連銘柄の株価支援要因となった。さらに、今週開かれる予定の2回目の日米関税協議に期待する向きもあった。一方、東京市場が休場中の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続落となり、2日間合計で1.29%下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。
 
また、外為市場で1ドル=142円20銭台と、一昨日15時30分頃と比べ1円40銭ほど円高・ドル安に振れたこが東京株式市場で輸出株などの株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
 
 

 

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