日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比15円31銭高い3485円20銭だった。
北朝鮮のミサイル発射で外部環境に左右されやすい主力株に買い手控えムードが広がる中で、大幅な増益決算を発表した明豊エンターなど業績評価の高い中小型株には買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で420億円、売買高は7659万株。
値上がり銘柄数は324、値下がり銘柄数は250となった。
個別では、システム・ロケーションが一時ストップ高と値を飛ばした。ヒップ、nms ホールディングス、セリア、アバント、プロトコーポレーションなど28銘柄は年初来高値を更新。防衛関連銘柄の細谷火工が上げた。ムトー精工、ノムラシステムコーポレーションや前日まで続落していたEV関連銘柄の田中化学研究所が買われた。
一方、五洋インテックスがストップ安。日本エマージェンシーアシスタンスは年初来安値を更新。トミタ電機、ジャストプランニング、石垣食品、SYSホールディングス、ジオマテックが売られた。
