北朝鮮のミサイル発射が報道されるも再び円安。

[概況]

15日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.800円まで上昇した。本日、東京時間の早朝に北朝鮮がミサイルを発射し、北海道上空を通過したとの報道が伝わった。
 
この報道を受け、米ドル円は一時109.535円まで下落するも一時的であった。現在、欧州時間に入り米ドル円は110.700円付近で本日の高値圏を推移している。
 
この後は、8月米小売売上高【速報】(予想:前月比0.1% 前回:前月比0.6%)など、米経済指標の発表が予定されている。テクニカル的には、米ドル円は一目均衡表先行スパン1(雲の下限110.748円)が上値付近に控えており、上抜け切れるかにも注目をしたい。
 
仮に抜けきった場合には、次に一目均衡表先行スパン2(雲の上限111.610円)が控えている。一方で米ドル円の下限付近では5日移動平均線(110.205円)や20日移動平均線(109.540円)などが控えており、下値のサポートとなるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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