東証スタンダード市場は前週末に欧州連合(EU)からの輸入品に50%の関税を課すと表明したトランプ大統領が、関税発動の延期を決めたことを受け、貿易摩擦の緩和につながるとの期待が広がった。26日は米国と英国が休場のため海外投資家の取引が少なく、商いは低調だった。 トランプ米大統領の関税を巡る発言で市場が不安定な動きを見せる中、内需中心で比較的関税の影響を受けにくいことから「プライム市場に比べ買いが入りやすかった」との見方もあった。
出来高は14億3556万株、売買代金は3兆4503億円。
スタンダードTOP20は反落。出来高は3億7469万株
値上がり銘柄数871、値下がり銘柄数531と、値上がりが優勢だった。
個別では、エスクリ、メタプラネット、Abalance、ぷらっとホームがストップ高。アズパートナーズ、松井建設、日本ドライケミカル、テクノ菱和、B-R サーティワンアイスクリームなど55銘柄は年初来高値を更新。BSNメディアホールディングス、テモナ、THE WHY HOW DO COMPANY、アストマックス、ANAPホールディングスが買われた。
一方、ボルテージが一時ストップ安と急落した。芦森工業、田谷、相模ゴム工業、太平製作所、マックハウスなど6銘柄は年初来安値を更新。タカショー、レイ、フォーバル、日邦産業、エヌエフホールディングスが売られた。
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