19日の東京株式市場は堅調展開か。
日経平均株の予想レンジは、1万9900円-2万100円を想定する
米国株高を受け、朝方は、シカゴ日経平均先物清算値にサヤ寄せする動きで買いが先行するとみられる続伸後、フシ目の2万円を突破しそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末15日の大阪取引所終値比200円高の1万9990円だった。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ばと円安に傾いている。円安の動きを受け、輸出関連銘柄を中心に、堅調な展開となることが期待される。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り500万株、買い630万株で、差し引き130万株の買い越し。買い越しは3営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、不動産、薬品、電機、サービス、不動産など。買いセクターに、通信、サービス、薬品、自動車、電機、機械、石油など。
【好材料銘柄】
■ディップ <2379>
上期経常を一転18%増益に上方修正・最高益更新へ。
■さくらインターネット <3778>
上期経常を3.1倍上方修正。
■旭ダイヤモンド工業 <6140>
今期経常を一転9%増益に上方修正、配当も3円増額。
■日本鋳造 <5609>
今期経常を43%上方修正。
■第一カッター興業 <1716>
東証は第一カッタを22日付で東証2部に市場変更する。
■アンジェス <4563>
皮膚疾患である尋常性乾癬を対象とした「NF-κB デコイオリゴ DNA」に関する特許が欧州で成立。
【主な経済指標・スケジュール>】
19(火)
【国内】
《決算発表》
ツルハHD、アークランド
【海外】
独9月ZEW景況感指数(18:00)
FOMC(~9/20)
米8月住宅着工件数(21:30)
米4-6月期経常収支(21:30)
米8月輸出入物価(21:30)
米8月建設許可件数(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
