29日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均予想レンジは、3万7500円-3万8000円を想定。(28日終値3万7722円40銭)
米国株は下落。ダウ平均は244ドル安の42098ドルで取引を終えた。
現地28日の米国株式は下落したものの、注目されていたエヌビディアの決算は、売上高が市場予想の平均を上回り、同社の株価は時間外取引で上昇。日本株も半導体関連を中心に買いが先行するとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の後半(28日は144円14-16銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の半ば(同163円27-31銭)と円安方向に振れていることも支え。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比170円高の3万7870円だった。
【好材料銘柄】
■cotta <3359>
今期経常を6%上方修正。
■イー・ギャランティ <8771>
株主還元方針を変更。累計配当を導入するほか、28年3月期末までの間に100億円の自己株式取得を目指す。あわせて、発行済み株式数(自社株を除く)の6.26%にあたる300万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は6月2日から26年3月31日まで。
■売れるネット広告社グループ <9235>
東証が29日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。また、M&A仲介・アドバイザリー事業を展開するエムレイスと業務提携。
【主な経済指標・スケジュール】
29(木)
【国内】
予定はありません
【海外】
米1-3月期GDP改定値(21:30)
米7年国債入札
《米決算発表》
コストコ、デル、アルタ・ビューティー、ベストバイ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
