続伸、米株高、円安、衆院選観測が追い風

【寄り付き概況】

19日午前の日経平均株価は、前営業日比218円68銭高の2万0128円18銭と2万円台を回復して始まった。日経平均が2万円台を付けるのは8月8日以来、約1カ月半ぶり。
東証株価指数(TOPIX)は、16.95ポイント高の1655.89で始まった。
 
米国株高や、米長期金利上昇に伴う1ドル=111円台への円安・ドル高を好感し、買いが先行した。連休中には、安倍晋三首相が衆院を解散し、10月22日投開票とする日程を固めたと伝わったが、選挙期間中は相場が高くなる傾向があり、心理的な支えとして意識されている面もある。
 
ただ、今週は日米の金融政策決定会合を控え、買い一巡後が利益確定の売りに伸び悩む可能性もある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高、値上がり上位に保険、その他金融、証券、電気機器、銀行など。
 
三菱UFJは55.1億円とトップの買い注文(売りは54.8億円)を集めて特別買い気配を切り上げている。田中化研やさくらネットも買いが売りを大幅に上回る注文が入っており、買い気配を切り上げてストップ高まで買い進まれる可能性がある。
そのほか、メタップスや第一生命HD、ディップ、オープンHも買い気配を切り上げている。
 
一方、ニトリHDは14.8億円とトップの売り注文(買いは6.6億円)を集めて特別売り気配を切り下げている。五洋インテ や細火工 、ショクブン も売りが買いを大幅に上回る注文が入っており、売り気配を切り下げてストップ安まで売り込まれる可能性がある。
そのほか、技研興やテックファムも売り気配を切り下げている。
 
225先物はソジェン・メリル・モルスタ・クレディ・アムロが買い越し。
ドイツ・野村・GS・三菱・シティが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・野村・UBS・大和・JP・バークレイズが買い越し。
メリル・ソジェン・パリバ・日興・三菱・GS・ドイツが売り越し。
 
テクニカル的には、住石(1514)、三井松島(1518)、清水(1803)、矢作建(1870)、ダイダン(1980)、日比谷(1982)、GCA(2174)、ラサ商(3023)、八洲電(3153)、ニッケ(3201)、ヨシックス(3221)日商開発(3252)、シップ(3360)、サイバリンクス(3683)、テイカ(4027)、トクヤマ(4043)、ステラケミ(4109)、三菱ガス(4182)、大有機(4187)、リケンテク(4220)、ファンタジー(4343)、アステラス(4503)、生化学(4548)、サカタイン(4633)、トーセ(4728)、コニシ(5956)、ニチレキ(5011)、バンドー(5195)、オハラ(5218)、リソル(5261)、中山鋼(5408)、大和工(5444)、UACJ(5741)、ジーテクト(5970)、ウィル(6089)、旭ダイヤ(6140)、DMG森(6141)、やまびこ(6250)、ペガサス(6262)、ASB機械(6284)、技研製(6289)、井関(6310)、月島機(6332)、帝国電(6333)、オルガノ(6368)、アマノ(6436)、モリタ(6455)、日ピス(6461)、リケン(6462)、三菱電(6503)、山洋電(6516)、ダイヘン(6622)、Mimaki(6638)、電気興(6706)、ヒロセ電(6806)、航空電子(6807)、アルパイン(6816)、新電元(6844)、千代田イン(6915)、ローム(6963)、北電工(6989)、NOK(7240)、大同メタ(7245)、ミクニ(7247)、愛三工業(7283)、ヨロズ(7294)、佐鳥電(7420)、日ライフ(7575)、SHOーBI(7819)、任天堂(7974)、三共生興(8018)、東エレ(8035)、OUG(8041)、山善(8051)、エネクス(8133)、三信電(8150)、地銀セクター、リコーリ(8566)、丸三(8613)、岩井コスモ(8707)、明和地所(8869)、インテリックス(8940)、西尾レ(9699)が動兆。

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