【寄り付き概況】
17日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前週末比400円73銭高の3万7453円83銭。
前週末は欧州株市場が全面高様相となり、米国株市場でもNYダウなど主要株価3指数が揃って大幅高に買われたことで、東京市場でもリスク選好の地合いとなっている。
外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることもポジティブ材料。ただ、前週末の米国ではハイテク株中心に広範囲に買いが広がったが、発表された経済指標などからはスタグフレーション懸念がくすぶっている。今週は日米の金融政策決定会合を控えていることもあり、ショート筋の買い戻しが一巡した後は、持ち高調整の売り圧力が上値を押さえる可能性もあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、三菱重やIHIなど防衛関連、ソニーGが上昇している。一方、三越伊勢丹やJフロント、ニトリHDが下落している。
