米経済指標はいずれも予想を上回ったが、ドルは揉み合い

[概況]

日銀金融政策決定会合後の会見で黒田日銀総裁が量的緩和継続を強調した事からドルは当日高値112.730円まで上昇したが、113円台には達せず揉み合いに戻った。
 
其の後NY市場で発表された9月フィラデルフィア連銀景況指数は予想を上回り、新規失業保険申請件数も減少したがドルは上昇せず揉み合いが続き、トランプ大統領が北朝鮮への制裁強化を表明すると、リスク回避の円買いにドルはNY市場序盤に当日安値112.120円まで値下りした。
 
しかし下げも続かず、前日のFOMCを受けたドル買いの流れに中盤には112円台半ばまで回復し、最後は前日比+34銭高の112.490円と続伸して引けた。ドルは113円台には届かなかったが上昇期待は続いていると見て、押し目買い継続で良いと思うが、本日は週末なので上値トライは来週以降か。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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