反落、投資家心理が悪化

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比22円22銭安の3511円15銭だった。
北朝鮮が太平洋で水爆実験する可能性が伝わり、投資家心理が悪化した。
寄り付き後はそのまま下げ幅を広げる展開。日経平均が下げ渋ると、JASDAQ平均は狭いレンジ内での推移となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で772億円、売買高は1億1557万株だった。値上がり銘柄数は201、値下がり銘柄数は452となった。
 
個別では、前期が最終赤字だったビーマップやアエリア、田中化研など運用リスクが高いとみられる銘柄を中心に売りが目立った。イーサポートリンク、ニーズウェル、日本エマージェンシーアシスタンスが年初来安値を更新。エヌジェイホールディングス、オプトエレクトロニクス、デジタルアドベンチャーが売られた。
 
半面、防衛省向けの訓練用品を手掛ける細谷火工は大幅に上昇した。今期業績を上方修正したアバールやノーベル賞関連とみた買いが集まったフジプレアムが高かった。
シード平和、システム・ロケーション、夢の街創造委員会、東葛ホールディングスなど23銘柄が年初来高値を更新。他では、ヤマウ、アバールデータ、メディシノバ・インクが買われた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次