米ドル円は112円台前半で上値重い。

[概況]
25日、東京外国為替市場の米ドル円は112円台前半付近で上値が重い展開となった。 東京時間では、米ドル円は仲値公示にかけて一時112.530円まで上昇し、その後は安倍首相の記者会見などを控え、112円台前半付近で様子見ムードが続いた。

その後、安倍首相の会見では「人づくり革命で、2兆円規模の大胆な政策を実行する」などの発言や、日銀の物価上昇2%を目指すため、将来の利下げ余地の確保などの発言が伝わった。

一方で、米統領娘婿が公務で私用メールとの報道も伝わっており、警戒感などから米ドル円は上値が重い。現在、欧州時間に入り、米ドル円は112.050円付近を推移している。

この後は、8月シカゴ連銀全米活動指数など、米経済指標の発表が予定されている。テクニカル的には200日移動平均線(112.135円)を維持できるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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