地合いは引き続き改善方向か

Market Data
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【日経平均】
39164円61銭(▲105円79銭=0.27%)
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【TOPIX】
2767.25(▲8.26=0.30%)
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【グロース250】
685.12(▲1.92=0.28%)
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【プライム売買高】18億6848万株(△4137万株)
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【売買代金】4兆5866億円(△2332億円)
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【値上がり銘柄数】596(前日:930)
【値下がり銘柄数】994(前日:664)
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【新高値銘柄数】49(前日:48)
【新安値銘柄数】34(前日:38)
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【25日騰落レシオ】118.00(前日:113.98)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は3日ぶり反落、欧州株高に追随できず
 2.朝方は強弱観対立も、買い続かず下値探る展開に
 3.日銀メンバーのタカ派的発言で利上げ前倒し警戒
 4.「トランプ関税」に対する懸念も買い手控え要因
 5.値下がり銘柄が6割を占め、売買代金はやや増勢に
 
 
最近は日米の長期金利に翻弄されることが多く、金利上昇が意識されて場中に弱い動きが出てくると買い手は尻込みする。
次回の日銀会合は3月18日~19日。
日銀が市場に何かを織り込ませるにしてもメッセージを届けるのはもう少し後になると思われるが、足元で日本の長期金利が上昇しているだけに、要人発言には神経質になってしまう。長期金利が上昇しても金融株に資金が向かうのであればリスク回避姿勢は強まらないが、きょうは買いが先行した三菱UFJが下落で終えた。日本の長期金利上昇は円高も呼び込みやすいだけに、いったんは上昇ペースが鈍化してほしい局面だろう。
 
 
あすのスケジュールでは、週間の対外・対内証券売買契約、1月の主要コンビニエンスストア売上高など。また、東証グロース市場にフライヤー<323A>が新規上場する。海外では2月の中国最優遇貸出金利が開示され、米国では2月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表される。このほか、週間の米新規失業保険申請件数、1月の米景気先行指標総合指数などにマーケットの注目度が高い。FRB高官の発言機会も相次ぎ、バーFRB副議長、クグラーFRB理事の講演が行われる予定。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
 
39967.57  ボリンジャー:+2σ(25日)
39802.52  ボリンジャー:+1σ(13週)
39725.68  ボリンジャー:+1σ(26週)
39543.96  ボリンジャー:+1σ(25日)
39352.07  均衡表雲上限(日足)
39226.96  均衡表転換線(週足)
39222.66  13週移動平均線
39197.31  6日移動平均線
39167.74  均衡表基準線(日足)
 
39164.61  ★日経平均株価19日終値
 
39120.35  25日移動平均線
39093.90  均衡表転換線(日足)
39067.49  75日移動平均線
39055.62  均衡表雲下限(日足)
38795.65  26週移動平均線
38696.73  ボリンジャー:-1σ(25日)
38668.35  200日移動平均線
38642.81  ボリンジャー:-1σ(13週)
38273.12  ボリンジャー:-2σ(25日)
38062.95  ボリンジャー:-2σ(13週)
37913.92   新値三本足陰転値
 
高値と安値も前日から切り下がってローソク足は陰線を引いたが、終値は上昇2日目の25日移動平均線の上方にとどまり、短期的な買い手優勢の形状をキープした。一目均衡表では、遅行線が強気シグナル発生を継続しており、地合いは引き続き改善方向にあると推察される。
 

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