日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前日比4円01銭安の3539円12銭だった。25日の米国株安や為替の円高・ドル安で、投資家心理が悪化した。マクドナルドやハーモニックといった時価総額の大きい銘柄が売られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で451億円、売買高は7712万株だった。
値上がり銘柄数は269、値下がり銘柄数は334となった。
きょうジャスダック市場に上場した寿屋(7809)は、9時59分に2650円の初値を付けた。公開価格(2000円)を32.5%上回った。その後、初値から13%高の2990円まで上昇し、午前終値は2875円だった。
個別では、幼児教育無償化の政策期待から上昇していた幼児活動研に利益確定売りが出た。業績予想を下方修正したアイビーはストップ安の売り気配となっている。
イーサポートリンク、日本エマージェンシーアシスタンスが年初来安値を更新。ヤマノホールディングス、ヤマウ、メイコー、パレモ・ホールディングス、ユビキタスが売られた。
一方、次世代の高速コンピューターとされる量子コンピューターの市場拡大が収益増につながるとの期待で電子機器商社のYKTが上昇した。
大成温調、nms ホールディングスなど21銘柄が年初来高値を更新。フューチャーベンチャーキャピタル、フジプレアム、ケアサービス、日本コンピュータ・ダイナミクス、オービスが買われた。
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