値下がり優勢、米ハイテク株安を受け

 
東証グロース市場は前日の米ハイテク株安を受けて売りが優勢だった。主力株の一角には押し目買いが入り、朝安後は下げ渋った。
米株市場の流れを受けて、連休明けの東京市場も全般に軟調。新興株式も売りが優勢の展開が続いた。ただ、「個人投資家による個別株の売買は活発」で、株価の下値を支えた。
市場関係者からは「トランプ関税の影響を受けにくいことは変わらず、引き続き物色は続くだろう」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は4日続落した。終値は前週末比6.66ポイント(0.98%)安の673.56だった。
グロース市場ではタイミー、トライアルが下落した。一方、カバー、エレメンツが上昇した。
値上がり銘柄数194、値下がり銘柄数380と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではシンカ、技術承継機構、ブッキングリゾート、ELEMENTS、KIYOラーニングがストップ高。Hmcomm、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドは一時ストップ高と値を飛ばした。令和アカウンティング・ホールディングス、ジェネレーションパス、ライトワークス、日本スキー場開発、フェニックスバイオなど9銘柄は昨年来高値を更新。ブルーイノベーション、ポーターズ、レナサイエンス、データセクション、イトクロが買われた。
 
 一方、フライヤー、ビートレンド、ミンカブ・ジ・インフォノイド、オキサイド、フレアスなど7銘柄が昨年来安値を更新。海帆、ブリーチ、note、キッズウェル・バイオ、Kudanが売られた。
 
 
 

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