売り買い拮抗、方向感なく売り買いが交錯

 
東証グロース市場は前日終値とほぼ同水準ながら6営業日続落となった。
個別の材料による物色は見られたものの、方向感なく売り買いが交錯した。
小安く寄り付いた後でプラス転換する時間帯もあったが、相場全体としての材料に欠ける展開となった。注目された米半導体大手エヌビディア決算は東京市場の取引開始前に発表され市場予想を上回る結果となったものの「相場への影響は限定的」となった。「値頃感から下値を拾う動きも見られたが、反発するには材料不足」となり小動きに終始した。
東証グロース市場250指数は6日続落した。終値は前日比0.18ポイント(0.03%)安の668.56だった。グロースCoreも軟調。
グロース市場ではブッキングRやジーエヌアイが下落した。一方、カバーやテラドローンが上昇した。
値上がり銘柄数291、値下がり銘柄数275と、売り買いが拮抗した。
 
個別では、アストロスケールホールディングス、Liberaware、ジェネレーションパス、雨風太陽、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンなど7銘柄がストップ高。ククレブ・アドバイザーズ、技術承継機構、ブッキングリゾート、勤次郎、ライトワークスなど13銘柄は昨年来高値を更新。Smile Holdings、アディッシュ、ブルーイノベーション、イード、キャンバスが買われた。
 
 一方、インフォメティス、フライヤー、ユナイテッド&コレクティブ、ビートレンド、Institution for a Global Societyなど9銘柄が昨年来安値を更新。エルテス、レナサイエンス、ジーエヌアイグループ、ALiNKインターネット、グラッドキューブが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次