堅調展開か

 

3月3日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7100円-3万7700円を想定。(2月28日終値3万7155円50銭)
 
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は601ドル高の43840ドルで取引を終えた。
現地2月28日の米国株式が上昇した動きを受け、買い先行スタートとなろう。
ただ、買い手がかり難のなか、戻り待ちの売りが控えているとみられ、上値が重くなる展開が想定される。米国とウクライナは、ロシアに対する考えの違いからウクライナでの資源開発協定の締結を延期。両国関係の先行き不透明感から、ウクライナとロシアの停戦期待が後退し、手控えムードが広がる場面もありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=150円台の半ば(前週末2月28日は150円43-45銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の前半(同156円38-42銭)と小動き。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同28日の大阪取引所清算値比480円高の3万7590円だった。

 
 
【好材料銘柄】 
 
■海帆 <3133> 
NEPAL HYDRO POWER HOLDINGSを株式交換で完全子会社化する。ネパールで水力発電事業に参入。
 
■パルマ <3461> 
東証は3月7日付で東証スタンダードに市場区分を変更する。
 
■さくらケーシーエス <4761> 
今期経常を20%上方修正、配当も4円増額。また、神戸市に新データセンターを開設する。
 
■BTM <5247> 
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
 
■シンニッタン <6319> 
スパークス・グループ系のARTS-3がTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株403円で2月28日終値を94.7%上回る水準。買い付け期間は3月3日から4月14日まで。
 
■イオンモール <8905> 
親会社のイオン <8267> が株式交換で完全子会社化する。25年7月に株式交換を予定する。
 
■燦ホールディングス <9628> 
今期最終を一転97%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
 
■イオンディライト <9787> 
イオン <8267> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株5400円で2月28日終値を15.3%上回る水準。買い付け期間は3月3日から4月24日まで。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
 
3(月)

【国内】

《決算発表》

伊藤園、タカショー、ピープル



【海外】

中国2月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:45)

2月米ISM製造業景況指数(3/4 0:00)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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