反落で始まる 米ハイテク株安が重荷

【寄り付き概況】

7日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比506円63銭安の3万7198円30銭。
前日の米株式市場は、NYダウは427ドル安と反落。ナスダック指数も2%強下落した。半導体関連などハイテク株の下落が目立った。米国株の下落を受け、東京株式市場も値を下げて始まった。また、為替は1ドル=148円00銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
 
トランプ米大統領は4日に発動したカナダとメキシコへの25%の追加関税について大規模な救済措置を認めると発表した。ただ、米政府は貿易相手国と同水準まで関税率を引き上げる「相互関税」を4月2日から課す方針を示している。関税政策を巡る状況は二転三転しており、先行き不透明感が強いとの見方が多く、好感した買いは限られている。
 
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 
個別ではファストリやソフトバンクグループ(SBG)が安い。中外薬やリクルートが下落した。ソニーGや任天堂も売られた。一方、資生堂やオムロンが高い。協和キリンやJR西日本が上昇した。

 

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