反発スタート、自律反発狙いの買い

【寄り付き概況】
 

10日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比85円42銭高の3万6972円59銭。
 
前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数はいずれも上昇に転じており、足もと投資家の不安心理が改善している。2月の米雇用統計は市場予想よりも低調な内容だったが、パウエルFRB議長がその後の講演で米経済に対するポジティブな見解を示し、米株市場は目先ショートカバーが優勢となった。
東京株式市場でも前週末に日経平均が800円を超える急落を強いられたこともあって、目先自律反発狙いの買いを誘導している。ただ、為替市場での円高は警戒材料となっており上値も重い。
 

東証株価指数(TOPIX)も前週末終値(2708.59)を挟んで一進一退となっている。

個別では、ファナックやSMC、京セラが上昇している。一方、中外薬や任天堂、ソニーGが下落している。

 

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