値上がり優勢、下落の反動で買い

 
東証グロース市場は主力株の一角が好調に推移したほか、トランプ米政権の関税政策の影響が比較的少ないとされる内需株も堅調だった。
最近の下落により買いの信用評価損率は若干悪化したが、「まだ通常レベルという水準で、運用意欲は衰えていない」といい、グロース市場の売買代金は1800億円を超えた。特にカバー、BASEなど主力株の一角が10%超上昇するなど大きく値を上げ、指数を支えた。
 
東証グロース市場250指数は反発した。終値は前週末比7.97ポイント(1.26%)高の638.98だった。グロース市場ではカバーやトライアルが上昇した。一方、海帆やプレイドは下落した。
 
値上がり銘柄数346、値下がり銘柄数212と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではグローバルセキュリティエキスパート、雨風太陽がストップ高。Aiロボティクス、BASE、ブリッジインターナショナル、オムニ・プラス・システム・リミテッド、アルファポリスは昨年来高値を更新。ブッキングリゾート、トライアルホールディングス、カバー、クオリプス、マイクロアドが買われた。
 
一方、カウリス、情報戦略テクノロジー、ラクサス・テクノロジーズ、ビースタイルホールディングス、フライヤーなど14銘柄が昨年来安値を更新。ククレブ・アドバイザーズ、海帆、True Data、Schoo、クリアルが売られた。
 

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