3万7000円の節目を突破する展開に期待

 

 
Market Data
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【日経平均】
36819円09銭(△25円98銭=0.07%)
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【TOPIX】
2694.91(△24.19=0.91%)
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【グロース250】
651.31(△9.85=1.54%)
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【プライム売買高】18億8712万株(▲3億5864万株)
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【売買代金】4兆4631億円(▲1兆0199億円)
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【値上がり銘柄数】1156(前日:418)
【値下がり銘柄数】430(前日:1176)
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【新高値銘柄数】18(前日:7)
【新安値銘柄数】2(前日:35)
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【25日騰落レシオ】100.65(前日:90.82)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は小反発、狭いゾーンでの値動きに終始
 2.前日はNYダウが大幅安、朝方はリスク回避ムード
 3.ウクライナ停戦受け入れ、全体相場に追い風吹く
 4.円安も好感、防衛関連株への買いが全体を支える
 5.値上がり銘柄数1100超、プライム市場の7割占める
 
 
日経平均は小幅に反発したものの、先行き懸念は払拭されていない。トランプ米政権は4月2日に自動車関税や相互関税の全容を公表すると見通しだ。自動車関税は日本企業への影響が大きいとみられ、関税政策の行方を見極めたいとのムードも強く、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはつながらなかった。
 
昨日の日足陽線が長い下ヒゲを引いたことで短期的な底入れ感が出始めている。直近3週間は10日移動平均線(3万7046円)に沿って下げて来ただけに、ここを上回れば短期急落トレンドからの脱却もテクニカル上で確認できる。ただ、トランプ関税攻撃は今後も続く見通しでアク抜けにはまだ時間がかかりそうな雰囲気。
 
日経平均はきのうの戻りときょうの上昇で下振れ懸念が後退しつつあるだけに、米CPIを消化して3万7000円の節目を突破する展開に期待したい。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
 
38621.18  200日移動平均線
38259.31  25日移動平均線
38133.46  均衡表転換線(週足)
38113.39  均衡表基準線(週足)
37835.06  ボリンジャー:-1σ(26週)
37784.30  均衡表基準線(日足)
37631.97  ボリンジャー:-1σ(13週)
37395.53  ボリンジャー:-1σ(25日)
37108.47  6日移動平均線
36956.21  均衡表転換線(日足)
36918.58  ボリンジャー:-2σ(26週)
 
36819.09  ★日経平均株価12日終値
 
36531.74  ボリンジャー:-2σ(25日)
36525.54  ボリンジャー:-2σ(13週)
36457.22  均衡表雲上限(週足)
36178.05  均衡表雲下限(週足)
36002.10  ボリンジャー:-3σ(26週)
35667.96  ボリンジャー:-3σ(25日)
35419.12  ボリンジャー:-3σ(13週)
 
 
ローソク足は小陽線で終了。上ヒゲは 5日移動平均線(37046.51円)や節目の37000円に届かなかったが、下値は前日から切り上がり、36000円台後半での売り買い拮抗を窺わせた。25日線など主要な移動平均線は下降を続けて下落トレンド延長を警告する形となる一方、ボリンジャーバンドでは-2σを下回ることなく推移しており、下値拡張局面終了につながるサインとして注目される。
 

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